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現職を退職しました

標題の通り、9月末をもちまして主所属先を退職いたしましたのでご報告申し上げます。
所属先の皆様には大変お世話になりました。
今後のご多幸をお祈り申し上げます。

突然のことでしたので、次の行き先の目処も立っておらず、
しばらく職が無い状態となります。
兼任講師ならびに日学のお仕事は継続する予定です。

退職にまつわるやりとりで心身がややぼろぼろですので、
継続のお仕事以外はしばらく休みたいと思っています。

認知科学会第34回大会で発表します

ご無沙汰しております。
また直前の告知になってしまいますが、明日から始まる認知科学会大会@金沢大学でポスター発表をします。

タイトルは「時間遅れを含む仮想テクスチャを表すオノマトペの新奇用法(P1-31F)」です。
宇野先生・大海先生・林先生との共同研究です。
大海先生が開発されたさまざまな視覚的触覚テクスチャに触ってもらい、どのようなオノマトペで表現されるのか、を分析した研究です。
この後続の研究には私も大きく関わっているので、今後発表していきたいですね。

ポスター発表は1日目のお昼からですが、その前の午前中にフラッシュトークというものにも出る予定です。
持ち時間が1分しかないので、あっという間に終わってしまいそうです。

もし同じ学会にご参加の方がいらっしゃいましたら、お寄り下さると嬉しいです。

第2回若手科学者サミットに行ってきました

行ってきましたというか、出ていましたというか。
若手アカデミーメンバーとして最初の仕事です。

若手科学者サミットというのは、若手アカデミーの中の若手研究者ネットワーク分科会(というグループがあります)が主催するイベントです。
昨年から始まった物で、今年は
・各分野の若手研究者たちによる口頭発表
・各学会の若手の会が、各会の研究内容や活動を紹介するポスターセッション
・私がパネリストとして参加したパネルセッション「若手研究者と研究費」
の3部構成でした。

参加者は50名プラス若手アカデミーメンバーだったので、だいたい60名くらいだったでしょうか。
プログラムの確定が結構ギリギリだったようなので、宣伝を行き渡らせる時間的余裕がなかったのかもしれません。

パネルディスカッションには、文部科学省の職員の方が3名、パネリストとして来てくださりました。通常であればこういうところで役所の方が発言するのは結構大変というか、文句ばかり言われてしまう立場になるので、来たくないのだろうということは推察できるのですが、それを分かってなお来てくださるとても勇気のあるお三方でした。
私は民間(非アカデミア)から一名、というスタンス(のはず)だったのですが、民間になってまだ日が浅く、考え方も定着していない上に大学の運営にもしっかり携わってないのでアカデミアの状況も十分に理解していない、というちょっと中途半端な立ち位置になってしまいました。とりあえず現状の悩みとして「有期雇用者や所属のない人も科研費出したいんだけど」ということを軸に話しました。
まぁでも中心となるのはやっぱりアカデミアサイドですよねーということで、あんまり発言機会は無く。研究費不正や科研費制度に関する情報伝達、運営交付金の話などを中心に議論がなされていました。

話題のローカルルールに関する話は、「事務の人は会計検査院が怖いので、保守的にならざるを得ないのです」という意見がありました。一つスライドさせると「研究者は事務の人が怖いので、そのまま従っているのです」ということになるのではないかしら、と思っていました。それで、巡り巡って保守レースになってしまうのだと。一つの解決策として、事務の人がおかしな基準で動いていたら、研究者側から会計検査院に申し出ることができるそうです(ご意見窓口があります)。会計検査院もおかしな指摘はできないし、したくないはずなので、理不尽なケースに遭遇したら、まず会計検査院に言ってみる、というのも一つの手かもしれません。
会計検査院の情報提供窓口はこちら→https://www.jbaudit.go.jp/form/information/index.html
ただ、即座に反応できるわけではないので、長期戦になりますが…事務の人に「会計検査院に問い合わせてください」とお願いするのもありかもしれませんね。誰にも届かない文句を言ってるだけでは、おそらく何も解決しないのだと思います。

また、科研費の区分変更(若手Aが廃止され、基盤Bへ。経過措置有り)についても議論がありました。この件に関しては、「こういった研究費に関する情報を伝達するには、どういったところに流せばいいのか」という質問もありました。研究者は日頃何を見てるんですか?ということですね。私はツイ廃なので、「Twitterに横のつながり多いですよ」と言おうかと思いましたが、一般的なのかよくわからなかったので静かにしてました。結局メールとかになったんだったかな…(覚えていない)過去の申請者含めて年齢とかデータベースになってるはずなので、該当する年齢の人に「科研費、若手Aやめるってさ」ってメールを送ればいいような気がするんですが、どうなんでしょうね。メール見ないのかな。あとはSNSのアルファーな方に広めてもらうとか。結局こういう情報って上から下に流すのではなくて、横方向が一番速い気がします。

運営交付金についても議論がありました。が、私がそもそも運営交付金の仕組みをよくわかっていなくて議論についていけてなかったように思います。大学運営を知らないとこうなる。とりあえず「大学から事務の人とかを減らすと先生がしぬのでやめてほしい。研究費は時間と熱意のある若い人に優先で撒いたらいいと思う」とかよくわからないことを口走っていた記憶があります。熱意って。

あとは研究費不正とその代償であるルール厳格化について。割とばかばかしいルールがたくさんあって、学内でそれを守るのはいいとして、招聘したい人にもそのルールが適用されるのはホントに失礼だからやめたい、というご意見がありました。あと、ルール厳格化したけど、そのルールでホントに不正防止できるの?というルール、パフォーマンスとしてだけのルールであれば意味が無いのでは、という意見も。これに対しては「研究費不正によって、社会全体の研究者への信用が失墜してしまうことを意識して欲しい」ということと、このルール自体は大学独自のローカルな物なので、「研究者・事務・執行部」がしっかりコミュニケーションすることで、状況が改善するのではないか、という結論に落ち着きました。確かに、研究費不正は国のお金を私物化しているわけですから、二度と起こってはならないわけです。真面目にされている方々にとっては完全にとばっちりですけども、信用回復にはそれなりの行動で示していくしかないのかもしれません。

と、簡単にまとめてみました。やはり1時間40分はなかなか短くて、フロアからもたくさんご意見が来ていたみたいですがあまり聞けなくて残念です。司会の住井さんはこんなに大勢のパネリスト(総勢7名)を上手くとりまとめてくださって、大変だったと思います。おつかれさまでした。

懇親会はひたすらごはんが出てくるところでした。ごはんが残ってると「早く食べてー」と急かされてお皿をさげられてしまう感じです。2時間ずっと食べっぱなしだった気がします。席を移動しなかったので、固定メンバーでずっとしゃべっていましたが、いろいろ面白いことが聴けて良かったです。若手アカデミーの人たちは社交性ステータスが高めの人たちばかりなので、私も懇親会でばりばり席を移動していろんな人と話せるようになりたいものです(まず顔と名前を覚えるスキルをどうにかしたい)(一回やそこらでは難しい)。

ともかく、いろいろ勉強になった会でした(勉強の必要性を感じた会とも言う)。今度は若手の会の皆さんに運営ノウハウとか訊いてみたいなと思ってます。インタビューとか行ってもいいのかしら。慣れてきたら活動の主催にも携われるようになりたいです。事務的な作業がしぬほど大変そうな予感がしますが。

サイエンスカフェに行ってきました

以前academistという研究支援型クラウドファンディングサイトから一つの研究プロジェクトを支援しました。
国立民族学博物館・総合研究大学院大学の菊澤律子先生のフィジー語言語資料のデジタル化のためのファンディングです。
https://academist-cf.com/projects/?id=19
こちらのオプションでサイエンスカフェへの参加権が付いている枠で支援したので、今回初めてのサイエンスカフェに行ってきました。

はじめにカフェの参加者の皆さんの自己紹介を聴いていたのですが、意外に研究とはあまり接点がない方々が多く、
ただ言葉への興味は高い方ばかりでした(当然ですが)。
個人的にこのようなファンディングに参加されるのはどんな方が多いのかと思っていたのですが、
意外に一般の方が出資して下さる可能性もあるのだと喜ばしく感じました。
(ただ、ハードサイエンス寄りになると知り合いや研究者が増えてくるようです)

カフェの内容は、語り口こそやさしくわかりやすかったものの、研究のエッセンスを抽出した流れになっており
(博士論文の仮説などにもふれていらっしゃいました)、ものすごく濃い講義を聴いた気分になりました。
民博にご所属でいらっしゃるので、もしかしたら一般向けの説明に慣れていらっしゃるのかもしれませんが、
テンポ良く事例を紹介したり、動画で現地の方々の音声を聴いたりなど、退屈することがありませんでした。
歴史言語学の分析方法についても、今までは全く知らなかったのですが、具体的なやり方や、
現在抱えている問題点や限界に関しても知ることができました(ちょっとやってみたいと思っています)。

何より先生ご自身がとても楽しそうに研究のお話をされていて、それを研究とはあまり縁の無い方々が
食い入るように聴いている状況が、なんだかありがたいもののように思えました。
語り口や内容にももちろんよるとは思いますが、研究が面白がってもらえるのは決して学会や研究会だけ
ではないのだということを肌で感じることができました。

あと、個人的に非常勤やその他研究会で面白いと思ってもらえるような発表を目指したいなと思いました。
意欲のある方には、どんな話だって語り方次第で聴いてもらえるのだということを、少し忘れかけて
いたような気がします。

8月にも同じ系列で、今度はハードサイエンス寄りのサイエンスカフェがあるので、
こちらものぞきに行ってこようと思います。楽しみです。

PHD MOVIE2の日本語字幕ができました

少し前にゆるぼしておりました、PHDMOVIE2の日本語字幕ができました。チェックして頂きました@khcoder様には心より感謝です。先ほど制作者に送り返したところなのですが、一応字幕を使って映画を観る方法をまとめておきます。

【英語・日本語字幕付きPHD MOVIE2の鑑賞方法】

事前準備:動画ファイル(有料)をダウンロードします。http://phdmovie.com/の「Watch it now($5)」をクリックすると清算画面が出てきます。普通に観るだけなら5ドルなのですが、字幕を付けたい場合は動画ファイルをダウンロードする必要がありますので、「$5 Download full The PHD Movie 2」にチェックを入れて、計10ドルを支払うとmp4ファイルがダウンロードできます。一回支払うと5回までダウンロードできるようです。また、日本語字幕ファイルもダウンロードします。これ→ PHD_MOVIE2_Subtitles_Japanese

1)VLC Media Playerをダウンロードしてください。http://www.videolan.org/vlc/index.ja.html

2)プレーヤーを開き、「ツール」→「設定」→「字幕」から、デフォルトエンコーディングで「日本語(シフトJIS)」を選択してください。その下の「字幕の効果」ではフォントを「Meiryo UI」(「メイリオ」ではありません)、フォントサイズを「小」に設定してください。

3)「メディア」→「複数のメディアを開く」を開きます。ファイル選択のところにダウンロードしたmp4ファイル、「字幕ファイルを使用」のところチェックを入れ、srtファイルを設定してください。

4)「再生」を押すと、字幕つきの映画が始まります。Enjoy☆(ゝω・)v

若干つらい時期に翻訳作業をしてたので、「なんでこんなにつらいの?」シーンではやっぱり泣きながら訳してたのですが、チェックもして頂いたのでそれなりに使える物になってると思います。ノンアカデミアの方々にも観て頂けるとうれしいです。ぜひ。

PHD Movie 1&2 Screening at Meiji University

今回は宣伝です。

あのPHD COMICSが実写映画になった!
北米のアカデミア事情を描いたPHD COMICSの作者が手掛けた自主制作映画PHD MOVIEの第二弾が今秋リリースされました。
こちらの新作と、旧作を一挙上映するScreening(映画上映会)が明治大学で開催されます。
申込不要・参加無料ですので、ぜひ皆さまお誘いあわせの上、お越しください。

日時:2015年11月27日(金) 開場17:30 開演18:00
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー 1001教室
駿河台キャンパスまでのアクセス
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
上映内容:
・PHD MOVIE (旧作。日本語字幕付き・音声は英語)
・PHD MOVIE2 (新作。字幕無し・音声は英語)
→新作のみでもご覧頂けます。19:20頃を目処に会場にお越し下さい。
ただ、この場合お席の確保はあらかじめできかねますので、ご了承下さい。

主催:明治大学情報コミュニケーション学部 ジェンダーセンター

チラシデータ:http://www.dropbox.com/s/7tjl5vza9qoa2sb/PHDmovie_flyer.pdf?dl=0
表面と裏面がございます。掲示頂く際は片面印刷で並べて頂けるとありがたいです。
チラシとして配布される場合は両面印刷をお願いいたします。

当日は私が司会を務めます。
あと月刊ポスドクなどのグッズもおそらく持って行きますので、手に取ってみたい方はお声かけ頂ければご案内いたします。
楽しい会にしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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