カテゴリー: 研究

研究者に100の質問 答えてみた

「研究者に100の質問」

Q1 年齢はおいくつですか?
さんじゅーです。

Q2 若手研究者ですか?
まだ大丈夫だと思います。

Q3 若手って何歳くらいまでだと思いますか?
40手前くらいではないでしょうか。
たぶんどんどん先延ばしされてゆくのだと思いますが。

Q4 ご出身はどちらですか?
いつも定義が不明瞭なので困るんですけど、北大阪ということにしといてください。

Q5 いわゆる帰国学生(大学入学以前に2年以上海外に滞在したことがある)ですか?
はい。ギリギリですが。ドイツ(9~11歳)です。

Q6 英語は得意ですか?
それっぽい発音ができるので得意に見られがちですが、文法・作文方面がからきしです。

Q7 ご専門は何ですか?(○○学、など簡単に)
認知心理学、認知科学です。

Q8 科研費番号はお持ちですか?
持ってます。去年やっともらいました。

Q9 現在一番興味のある研究トピックを1行以内で教えて下さい。
言語コミュニケーションにおけるオノマトペの効果(特に印象形成において)

Q10 一般の方向けにご自身の研究テーマを1行以内で説明してみてください。
擬音語・擬態語が他の言葉とどのように違うのか、日常会話で使用することでどんな印象を与えるのか、を調べています。

Q11 自由時間は何をされますか?(研究活動は除く)
ゲームしたり、本読んだり、ひつじさんとでかけたりします。

Q12 一日のうち研究に専念できる時間はどれくらいですか?
起きてから家事以外の時間ほぼ全てです。

Q13 研究時間は足りてますか?
時間は足りてると思います。使い方はあまりよろしくないと思ってます。

Q14 研究費は足りていますか?
今年度はありがたくも学内研究費を頂きました。
未だに使い方がよくわかっておらず、払えるところを私費で出していたりするので
足りてるのかよくわかりません。

Q15 大学や研究所などの研究機関に所属していますか?
明治大学やその他非常勤でいくつかの機関にお世話になっております。

Q16 現在の職は常勤職ですか?非常勤職ですか?
全て非常勤職のため、絶賛就活中です。

Q17 現在のポストを得るために、行ったことは何ですか?
現在のポストに関しては幸運にもお声をかけて頂いたのが大きいです。
声をかけて頂くにしても存在がそもそも認識されていなければできないと思うので、
とりあえず存在アピールでしょうか。

Q18 現在のポストの良いところは何ですか?
研究に専念できるところです。

Q19 現在のポストの良くないところは何ですか?
あと1年しかいられないことです。

Q20 研究に関して気軽に議論ができる相手は身近にいますか?
自分の研究テーマドンピシャの議論はいませんが(いるけど忙しそうで声をかけにくい)
大きく「研究について」ならついったー上にたくさんいらっしゃいます。良い時代ですね。

Q21 研究に関してSNSなどのインターネット上で議論を行うことはありますか?
頭の回転が遅く、口頭議論だと生産性の高い議論が難しいので、メールやSNSの方が
落ち着いて議論ができる気がします。

Q22 将来不安なことはありますか?あれば、それは何ですか?
所属するところが無くなってしまって、研究が続けられなくなってしまうことです。
そうなってしまったら、それはそれで仕方がない、とも思っています。

Q23 職業柄、ついついしてしまうことはありますか?
変な言葉とか、オノマトペがあったら写真を撮ります。
論文じゃない文章でも展開が「序論方法結果考察」になることがあります。

Q24 出張の時に必ず持って行く物は何ですか?
読む本あるいはタブレット(電子書籍を読むため)、モバイルバッテリー。

Q25 論文は紙で読む派ですか?電子媒体で読む派ですか?
ちょっとチェックするする程度であればpdfですが、読み込む場合は
かめふじ式に印刷・ファイリングしてゆっくり読みます。

Q26 論文の管理はどのようにしていますか?
最適解ではないとは思いつつもMendeleyとDropboxを使っています。
Duplicateがひどいことになっているので、そろそろ掃除しないとまずいです。

Q27 月々の書籍代(私費)はどれくらいですか?(漫画含む)
研究に関わる物・関わらない物一緒くたに私費で買ってるので、
数万くらいだと思います。

Q28 服装にはこだわりますか?
あんましこだわりません。院生時代からほとんど格好が変わっていません。

Q29 徹夜はできますか?
精神的に無理です。コスパもよろしくないですし、しないことにしています。

Q30 忙しくなってもこれだけは削れない、というものはありますか?
ごはんを食べる。最低限寝る。過度のトンネリングは失う物も多いです。

Q31 論文を書くのは好きですか?
ううーん、好きですが、うまくありません。

Q32 論文を書く時に、自分なりにしている工夫はありますか?
〆切を作って、それを絶対に守る(守れないこともありますが)。
その日の作業量(タイプ数とか)を可視化して、自己満足する。
作業を分割して、タスクリストにする。
これらはたくさん書くためのハウツー本に載っていた物をそのまま採用してます。

Q33 データ分析や論文を読むなどの作業をする際に、音楽を聴きますか?
データ整理の時などは単純作業が多くなるので、聴いてます。
論文を読むときは、あんまり聴きません。
論文を書く時は、離席防止&集中のため聴くことが多いです。

Q34 視力は良いですか?
幼少時からずっとよくないです。

Q35 これをやったら劇的に視力が下がった、などのイベントはありましたか?
昔からずっと悪くて、じりじり下がってきているので、特にこれのせい、という出来事はありません。
プログラミングで視力が下がった、という話はきいたことがあります。

Q36 視力を守るために気をつけていることはありますか?
あんまりありません…暗いところで何か読んだりしないようにはしています。

Q37 自炊(ごはん)はしますか?
ごはん係なので、ほぼ毎日しています。

Q38 体調を崩さないために、食事で気をつけていることはありますか?
野菜を意識的に食べるようにしてます。関東に来てから味付けが濃くなりがちな
気がするので、あまり濃くならないようにしたいです。

Q39 おすすめレシピを教えて下さい。
鶏ハム。鶏むね肉に塩麹をすり込んでラップで包んで12時間冷蔵庫で放置。
(真ん中に切り込みを入れて、中にすり込むとベター)
12時間経ったらそのまま沸騰したお湯に入れて15分ゆでて、2~3時間放置。
切り分けてできあがりです。お弁当によくいれます。

Q40 自炊(書籍をスキャンし、電子書籍にする)はしますか?
します。結構昔からやってます。

Q41 スキャナーは自宅にありますか?
ScanSnap iX500があります。いつもお世話になっております。

Q42 自前の裁断機はお持ちですか?
今まではスライドカッターを駆使していますが、こないだ買いました。
でかいので置く場所にやや困っています。

Q43 学会発表は口頭発表とポスター発表、どちらが好きですか?
コメントもらえる率はポスターの方が高い気がするので、ポスターです。

Q44 学会発表でやらかしてしまったことがはありますか?あれば教えて下さい。
自宅から学会会場に移動する際に、ポスター筒を忘れて遅刻しました。
(普段は出張先から会場に移動するので、学会という感じがしていなかった)

Q45 口頭発表で気をつけていることはありますか?
口頭発表はとにかく時間が限られているので、言いたいことをコンパクトに
まとめられるよう話の流れなどを気をつけます。

Q46 ポスター発表で気をつけていることはありますか?
ポスターは口頭で補足できることが多いので、字をなるべく少なく大きく読みやすく、
あとできたら実験時の動画なども持って行くようにしてます。

Q47 学会に行くときに服装で失敗したことはありますか?あればそのエピソードを教えて下さい。
自分の専門分野の学会は大体つかめるので、失敗したことはありませんが、
方言研究会にラフな格好で行ったら周りがほぼスーツで恥ずかしい思いをしました。

Q48 学会の懇親会はどのように過ごしますか?
自分が発表した学会の懇親会は必ず出る、という自分ルールがあるので、
それに従って出たり出なかったりします。知っている人がいれば
その人と過ごすことが多いですが、知ってる人がいない場合は
隅っこでごはん食べてます。

Q49 学会発表で質問したら、こちらの意図とは異なる回答を受け取った場合、どうしますか?
その場ではあまり深入りしません。質疑後に話せるようであれば補足的に話すかもしれません。
あるいは後日メールすると思います。

Q50 論文の査読をしたことがありますか?
ちょっとだけですが、あります。

Q51 論文の査読で、困ったことはありますか?
コメントしたところが修正されてなかったり、コメントがそもそも通じてなかったりするのは
困ります。

Q52 論文の査読で、良かったことはありますか?
まだ世に出てない新しい知見をフライングで覗けるのはわくわくしますね。

Q53 論文の打率([論文採択数/論文総投稿数]×100)は大体どれくらいですか?
あんまり厳密に数えたことはないのですが、まだまだ総投稿数が少ないので、
3~4割程度だと思います。

Q54 自分の論文が不採択だったとき、どんなことをすると元気が出ますか?
すぐ再投稿に回せたらよいのですが、大抵しばらく時間を置きます。
他にできることを進めておくうちにやる気が出たりします。

Q55 ご専門の学問は、科学に該当しますか?
心理学の全てがそれではないですが、現在の専門に限れば、該当します。
私個人としては科学であるかないか、は特に大きな問題ではないと思っています。
(科学を騙る知識はダメだと思いますが)

Q56 科学とは、何だと思いますか?
いろんな定義がありますが、「あらゆる人が共有できる世界の新しいルール(条件つき)を、
みんなで探す学問」だと思います。

Q57 研究とは、何だと思いますか?
過去の知識を尊び、自分で新しく発見したことを、その知識群の仲間にさせてもらう一連の営みだと思います。

Q58 研究者とは、何を行う人だと思いますか?
研究を生き様とし、そのように生きる全ての人だと思います。

Q59 研究をしていて、嬉しくなるのはどんなときですか?
新しいことが(小さくても)わかったり、自分の知りたいことの糸口に
なりそうな知見が見つかったときは、うれしくて本当に涙が出ます。

Q60 研究をしていて、悲しくなるのはどんなときですか?
研究に携わるひとたちが辛そうにしていたり、権威や欲望に負けてしまった
研究者を見るときです。最近ちょっと多いです。

Q61 他の人(研究者以外の人)がうらやましくなったりすることはありますか?
あまりありません。金銭的に安定しているのはちょっとうらやましくなったりします。

Q62 研究者の道を進んだことを、後悔したことはありますか?
何回もあります。でも、他の道に進んだところで確実に最後に後悔すると思います。

Q63 ご自身の研究は、どんな風に世界を変えると思いますか?
すごくうまくいけば、ですが、人がもう少し優しくなると思います。

Q64 ご自身の研究の、最終目標(最も知りたいこと)は何ですか?
言葉はどうやって伝わるんだろう、どうしたらよりよく伝わるだろう、
言葉が、何かが、意味を持つとはどういうことだろう、ということです。

Q65 初めて研究というものに触れたのは、いつ頃で、どんなものでしたか?
B3で初めて心理学関連の論文を読んだときではないかなぁと思います。
実はあまり覚えていません。

Q66 卒業論文の思い出を教えて下さい。
ゼミ内で唯一院進学する予定だったので、変に気負って先輩に頼っちゃダメだ、と
思い込んでいて、結局あまり良い物を残せなかったので、辛かったです。
ゼミのメンバーが皆やる気のある人たちばかりで、とても環境が良かったのが
印象に残ってます。

Q67 修士論文の思い出を教えて下さい。
卒論で懲りたので、いろんな方に読んでもらったり同期と自主的に進捗報告会を
やったりしてました。一番楽しかったかもしれません。
修論発表会の資料集の表紙を作るのを頑張りました。

Q68 博士論文の思い出を教えて下さい。
博論の提出要件が最後の最後まで不明のままで、なんだかよくわからないまま
今までの研究をかき集めてまとめて出した、という達成感も何も無いような
感じでした。製本時(ハードカバー)に学科名を間違えて数冊無駄にするという
どうでもいいミスを最後にやらかしました。

Q69 研究者として生きることを決めたのは、いつ頃でしたか?
B4の時に院進学を決めたのと同じ頃です。

Q70 研究活動に関して、ご家族から理解は得られていますか?
配偶者からは活動自体に関しては多大な理解を得ています。
(研究内容についてはほとんど知りません)

Q71 研究者に必要な物を3つ挙げるとしたら、何ですか?
粘り強さ・反応の早さ・ある程度の楽観さ、でしょうか。

Q72 ご自身が知りたいこと・今後の研究のために、今の専門分野以外の知識が必要だと感じますか?
すごくたくさん必要だと思っているので、少しずつ手を広げています。

Q73 分野の異なる研究者と意見交換をする機会はありますか?
むしろ、分野が同じ人と意見交換をする機会があまりありません。
珍しいのかもしれません。

Q74 共同研究をしたことはありますか?それは、同じ分野の研究者?異分野の研究者?
異なる分野の方としか共同研究をしたことがありません。
同じ分野ではあんまり組むメリットが無いような気がします。

Q75 周りの学生が「研究者になりたい」と言っていたら、どのようにアドバイスしますか?
やりたいことがどうしても趣味の範囲でできないようであれば、
進学するしかないかもしれないね、と言います。

Q76 定期的な運動はしますか?
しません。ずっとしなきゃいけないとは思ってます。
通勤時の徒歩(往復30分程度)くらいです。

Q77 ご自身の体力に対する自信のほどを教えて下さい。
全然ありません。精神力は体力ベースだとよく聞くので、
せめて衰えないようにしたいのですが…

Q78 運動をしていることで研究に影響はありますか(あると思いますか)?
身体に影響があるのであれば、思考にもある程度影響すると思います。

Q79 平日はどれくらい睡眠を取りますか?
5時間強くらいです。週の中盤あたりがつらいです。

Q80 休日はどれくらい睡眠を取りますか?
7時間~11時間くらいです。さすがに正午回るまでには起きます。

Q81 よく眠れますか?
基本的によく眠れますが、最近気温の変化が著しいので暑くて起きたりしてます。

Q82 ご自身のウェブサイトはお持ちですか?
あります。業績とか、その他の活動について載せてます。

Q83 ブログを書いていらっしゃいますか?
書いてます。ログは公開していませんが、ブログ自体はB4から研究メインの物を
書いています。

Q84 SNS(Twitter, Facebookなど)を使用されていますか?
どちらもやってます。もっぱらTwitterですが。
顔本はあんまりみてません。

Q85 SNSやウェブサイト・ブログなどを通じて、他の研究者と知り合ったことなどはありますか?
Twitter経由でいろんな方々と仲良くさせて頂いております。
ありがたいことです。

Q86 研究室・自宅の書斎の椅子はどんなものですか?こだわりますか?
研究室のはよくわからないです(肘掛け付きの、くるくる回るタイプのです)。
自宅のはIKEAで買ったピンクの椅子です。こだわりたいのですが、こだわると
すごく高くなるので困っています。

Q87 最近スタンディングデスク(立ったままPC作業を行うための机)が流行りですが、どう思われますか?
やってみたいのですが、先述の通り体力に自信が無いので、
デスクから遠ざかってしまう可能性が高いです。
あとセッティングにいくらか投資が必要ですよね。

Q88 デスクワーク中に飲み物を飲みますか?
研究室にいるときは、お湯(わかしたもの)を飲んでます。
お茶を入れればいいのですが、めんどくさがりなので。
おやつを食べるときだけコーヒーか紅茶を入れます。

Q89 コーヒーと紅茶、どちらがお好きですか?
あまり濃すぎないコーヒーが好きです。
紅茶は以前は嫌いだったのですが、イギリス行ってから好きになりました。

Q90 甘い物はお好きですか?
\大好きです/チョコレートが特に好きです。

Q91 お酒はお好きですか?
アルコールの匂いが好きではありません。
甘いお酒なら飲みますが、ソフトドリンクの方が好きです。

Q92 飲み会で研究の話をされますか?
他に何の話をすればよいのですか。

Q93 飲み会での話がきっかけとなって、共同研究などに発展したことはありますか?
飲み会で話したことをあまり覚えていられないので、
いまのところありません…たぶん…

Q94 メールはすぐ返しますか?決まった時間にまとめて返しますか?
平日はなるべくすぐ返すようにしてます。が、その時の気分によるので
気分がのらないときはまとめて返したりします。

Q95 研究で行き詰まったり、困ったときは誰に相談しますか?
知ってそうなTwitterのフォロワーさんに相談させて頂いたりします。
あとは知り合いにメールしたり、ボスに相談したり、など。

Q96 同期の活躍は気になりますか?
気にならなくはないですが、元気にやってたらそれで良いかな、と思います。

Q97 信頼できる先輩はいますか?
少ないながら、います。ありがたいです。
これからも、追いかけてゆきます。

Q98 頼もしい後輩はいますか?
なかなか会えませんが、数名、います。みんながんばれ。

Q99 研究者になっていなかったら、何をしていたと思いますか?
書き物とか言葉関連のお仕事をしてたのではないかな、と思います。
そして、きっとへんなものを作っているのでしょう。

Q100 明日、ご自身の最終目標であった謎があっさり解明されてしまったら、どうしますか?
たぶんそんなことはないのだろうと思いますが、
存在意義が無くなるので、研究者をやめるかどうか、考えるのだろうと思います。

お疲れさまでした!(本当に疲れた)
後半だんだん回答がおざなりになってくるのも、100の質問にありがちなパターンですね。
これ、誰か他に答えてくれるのかな…
(研究者はそもそもそんな暇では無いということを失念していました)

研究者に100の質問 つくってみた

「研究者に100の質問」、懐かしの100の質問シリーズです。
学際研究WSでツールボックスアプローチというのを知って、まねして作ってみました。
全て差し支え無い範囲で構いませんし、パスもOKです。
ご自身の研究者としてのスタンスを紹介する際になどご利用下さい。
こういう質問があればいいのに、というのがあれば適宜足してもOKです。ご自由に。
後ほど私自身も答えようと思います。

「研究者に100の質問」

Q1 年齢はおいくつですか?

Q2 若手研究者ですか?

Q3 若手って何歳くらいまでだと思いますか?

Q4 ご出身はどちらですか?

Q5 いわゆる帰国学生(大学入学以前に2年以上海外に滞在したことがある)ですか?

Q6 英語は得意ですか?

Q7 ご専門は何ですか?(○○学、など簡単に)

Q8 科研費番号はお持ちですか?

Q9 現在一番興味のある研究トピックを1行以内で教えて下さい。

Q10 一般の方向けにご自身の研究テーマを1行以内で説明してみてください。

Q11 自由時間は何をされますか?(研究活動は除く)

Q12 一日のうち研究に専念できる時間はどれくらいですか?

Q13 研究時間は足りてますか?

Q14 研究費は足りていますか?

Q15 大学や研究所などの研究機関に所属していますか?

Q16 現在の職は常勤職ですか?非常勤職ですか?

Q17 現在のポストを得るために、行ったことは何ですか?

Q18 現在のポストの良いところは何ですか?

Q19 現在のポストの良くないところは何ですか?

Q20 研究に関して気軽に議論ができる相手は身近にいますか?

Q21 研究に関してSNSなどのインターネット上で議論を行うことはありますか?

Q22 将来不安なことはありますか?あれば、それは何ですか?

Q23 職業柄、ついついしてしまうことはありますか?

Q24 出張の時に必ず持って行く物は何ですか?

Q25 論文は紙で読む派ですか?電子媒体で読む派ですか?

Q26 論文の管理はどのようにしていますか?

Q27 月々の書籍代(私費)はどれくらいですか?(漫画含む)

Q28 服装にはこだわりますか?

Q29 徹夜はできますか?

Q30 忙しくなってもこれだけは削れない、というものはありますか?

Q31 論文を書くのは好きですか?

Q32 論文を書く時に、自分なりにしている工夫はありますか?

Q33 データ分析や論文を読むなどの作業をする際に、音楽を聴きますか?

Q34 視力は良いですか?

Q35 これをやったら劇的に視力が下がった、などのイベントはありましたか?

Q36 視力を守るために気をつけていることはありますか?

Q37 自炊(ごはん)はしますか?

Q38 体調を崩さないために、食事で気をつけていることはありますか?

Q39 おすすめレシピを教えて下さい。

Q40 自炊(書籍をスキャンし、電子書籍にする)はしますか?

Q41 スキャナーは自宅にありますか?

Q42 自前の裁断機はお持ちですか?

Q43 学会発表は口頭発表とポスター発表、どちらが好きですか?

Q44 学会発表でやらかしてしまったことがはありますか?あれば教えて下さい。

Q45 口頭発表で気をつけていることはありますか?

Q46 ポスター発表で気をつけていることはありますか?

Q47 学会に行くときに服装で失敗したことはありますか?あればそのエピソードを教えて下さい。

Q48 学会の懇親会はどのように過ごしますか?

Q49 学会発表で質問したら、こちらの意図とは異なる回答を受け取った場合、どうしますか?

Q50 論文の査読をしたことがありますか?

Q51 論文の査読で、困ったことはありますか?

Q52 論文の査読で、良かったことはありますか?

Q53 論文の打率([論文採択数/論文総投稿数]×100)は大体どれくらいですか?

Q54 自分の論文が不採択だったとき、どんなことをすると元気が出ますか?

Q55 ご専門の学問は、科学に該当しますか?

Q56 科学とは、何だと思いますか?

Q57 研究とは、何だと思いますか?

Q58 研究者とは、何を行う人だと思いますか?

Q59 研究をしていて、嬉しくなるのはどんなときですか?

Q60 研究をしていて、悲しくなるのはどんなときですか?

Q61 他の人(研究者以外の人)がうらやましくなったりすることはありますか?

Q62 研究者の道を進んだことを、後悔したことはありますか?

Q63 ご自身の研究は、どんな風に世界を変えると思いますか?

Q64 ご自身の研究の、最終目標(最も知りたいこと)は何ですか?

Q65 初めて研究というものに触れたのは、いつ頃で、どんなものでしたか?

Q66 卒業論文の思い出を教えて下さい。

Q67 修士論文の思い出を教えて下さい。

Q68 博士論文の思い出を教えて下さい。

Q69 研究者として生きることを決めたのは、いつ頃でしたか?

Q70 研究活動に関して、ご家族から理解は得られていますか?

Q71 研究者に必要な物を3つ挙げるとしたら、何ですか?

Q72 ご自身が知りたいこと・今後の研究のために、今の専門分野以外の知識が必要だと感じますか?

Q73 分野の異なる研究者と意見交換をする機会はありますか?

Q74 共同研究をしたことはありますか?それは、同じ分野の研究者?異分野の研究者?

Q75 周りの学生が「研究者になりたい」と言っていたら、どのようにアドバイスしますか?

Q76 定期的な運動はしますか?

Q77 ご自身の体力に対する自信のほどを教えて下さい。

Q78 運動をしていることで研究に影響はありますか(あると思いますか)?

Q79 平日はどれくらい睡眠を取りますか?

Q80 休日はどれくらい睡眠を取りますか?

Q81 よく眠れますか?

Q82 ご自身のウェブサイトはお持ちですか?

Q83 ブログを書いていらっしゃいますか?

Q84 SNS(Twitter, Facebookなど)を使用されていますか?

Q85 SNSやウェブサイト・ブログなどを通じて、他の研究者と知り合ったことなどはありますか?

Q86 研究室・自宅の書斎の椅子はどんなものですか?こだわりますか?

Q87 最近スタンディングデスク(立ったままPC作業を行うための机)が流行りですが、どう思われますか?

Q88 デスクワーク中に飲み物を飲みますか?

Q89 コーヒーと紅茶、どちらがお好きですか?

Q90 甘い物はお好きですか?

Q91 お酒はお好きですか?

Q92 飲み会で研究の話をされますか?

Q93 飲み会での話がきっかけとなって、共同研究などに発展したことはありますか?

Q94 メールはすぐ返しますか?決まった時間にまとめて返しますか?

Q95 研究で行き詰まったり、困ったときは誰に相談しますか?

Q96 同期の活躍は気になりますか?

Q97 信頼できる先輩はいますか?

Q98 頼もしい後輩はいますか?

Q99 研究者になっていなかったら、何をしていたと思いますか?

Q100 明日、ご自身の最終目標であった謎があっさり解明されてしまったら、どうしますか?

おつかれさまでした!

「学際研究の原理」WSに行ってきた

月刊になりつつあるこのブログですが。
書きたいときに書く感じでよいのかなぁとも思います。

さて、標題の通り3/10に京都大学で行われたワークショップに行ってきました。
私は学部あたりのスタンスが既に学際的な感じ(心理・言語)で、それからも
別の分野の方と研究させてもらうことが多かったので、
(同分野の人に見向きもされないというのが正しいのかもしれない)
学際についても\キエー/と言いたくなる程度には考えてきたつもりです。
今回は何かしら考えの整理になることがあれば(あと研究費ちょっと残ってるから)、
という名目で京都までやって参りました。

朝から新幹線にゆられてやってきたのですが、カフェでお昼ごはんがでてくるのが
すっごく遅かったり、百万遍のところでいつも通り右折してしまったり、
雪が降ってきたりセミナーハウスの入り口がわかりにくかったりで
40分遅れで到着しました。
藤田先生の質疑が終わったあたりから聴いておりました。

個々のお話に関してコメントするととても長くなってしまうので、
全体を通しての感想になります。
「真理を追究する以上研究は学際的にならざるを得ない」や
「分野間のピジン」など、まさしく!と思えるキーワードをたくさん
拾うことが出来ましたが、一番勉強になったのは藤垣先生の整理された理論でしょうか。
これが20年も前に出てたことに驚きです。理論的な考察は昔からなされていたのですね。
あと、分野のジャーナル化のお話についても、
学際研究もやっている以上どこかで論文として公表していかねばならなくて、
でもどこへ出せばいい?どちらの分野にも引き取れないような論文を、どこへ?
ということは今までに何度も思ってきましたし、今も思ってます。
かといって新分野が確立するということは、分野の壁がそこに新しく構築される
ということなので、最後のディスカッションにもありましたが後続の方々は
壁の外を知らないままになるのだろうと思います。

流行り廃りとかではなくて、必ず必要になることであって、
また行動として継続してゆかねばならないのが学際研究なのかな、と。

個人的には若いときにから学際研究に取り組むべきか(キャリアへの影響とか)、
同一の目的を持たず、片方が片方を一方的に従えるタイプの共同研究は
果たして学際研究と呼べるのだろうか、などの話題があると個人的に
面白かったかなぁと思いました。
あんまり現実的な問題には今回触れていらっしゃらなかったので、
今後実際に学際研究をやっていらっしゃる方がたくさん登壇されるときには
そんなお話も聴いてみたいと思います。

また、お二人の先生が紹介されていたツールボックスアプローチは、
研究者の思想の違いを知るとっかかりとして非常に有用だと感じました。
すでに日本語化されて一部データも取得されているみたいなのですが、
もっと軽い感じで、一昔前に流行った「○○さんに100の質問」のように
簡単な形で研究者それぞれの考え方を表明するツールになれば
よいのではーと考えていました。
研究を行う上で「目的」はとても大切なのですが、その人が専門とする学問が
目指すところ(例:科学 or not、など)が違うと、「研究とはなんぞや」あたりから
すでに話が噛み合わないことがあります。その学問について勉強しておけば
ある程度雰囲気としてわかる部分もあるのですが、なかなかそこまでするのも
大変です。素地の形成としても、役立つのでは、と思います。

という感じです。

あと一番感動したのは、

\ 定刻終了 /

です。こういうWSは議論が白熱しがちで30分延びたりするのも
よくあるのですが、素晴らしいタイムマネジメントでした。
司会者さんに最大の拍手を。

20150223

あまり日があいていませんが(あける必要もありませんが)、
先日のポストでお知らせした論文にコメントを頂きましたので、
こちらでもご紹介したいと思います。

主にタイムラインでお世話になっている@yearman先生のブログに
取り上げて頂きました。ありがとうございます。

http://researchmap.jp/jo1hxqjpc-29376/#_29376

取り上げて頂いたら論文は、こちらです。
「国会会議録コーパスを用いたオノマトペ使用の地域比較」

http://www.jstage.jst.go.jp/article/tjsai/30/1/30_30_274/_article/-char/ja/

コメントを頂いたので、お答えできる範囲でこちらからもお返事を。

1. 強意型オノマトペの比較対象
こちらの項目では「関西は『強意型オノマトペ』というカテゴリーを多く使うのか」
という疑問を頂きました。強意型は半数は対応する非強意形を持つのですが、
持つものと持たないもので頻度差があるのではないか、ということでした。
確かに、強意型と呼んでいるのに半数は強意形を持たないなら、それは一体
何なのだろうということになります。今回のカテゴリ名はCVQCV-riなどの
音韻鋳型で分類し、そのカテゴリに含まれるオノマトペの意味的側面に着目した
名前をつけています。そのため一部そぐわない部分もあるのです。
ちなみにダントツで頻出する「しっかり」も分類上強意型オノマトペですが、
非強意形「しかり」はほとんど使われないので、無いも同然なのかもしれません。

2. 日常会話と議会発言
こちらの項目では、我々の論文で指摘した「強意型にのみ地域差(関西での高頻度)が
見られたのは、国会という公的な場でオノマトペ発話が抑制されたため」という点に関して
「自然談話ではよりオノマトペらしいオノマトペ(非強意型)が出てくる」という予想を
して下さっています。またこの可能性を検討可能であるDBをご紹介頂きました。ありがとうございます。
国会で発話されるオノマトペは、「しっかり」「きっちり」などのオノマトペらしくない
オノマトペ(より語彙化されたオノマトペ)が多く、よりオノマトペらしい「どかどか」
「ふわふわ」などはほぼ出ない傾向にありました。
今回地域差に食い込みつつも方言に触れなかったのは、国会といういわゆる標準語が
求められる場での話しことばを対象とした点もあるのですが、方言に精通した方が
共著にいらっしゃらなかった&手を出すのがやや難しそうなテーマだったから、というのが
あります。方言の専門家のサポートが頂けそうであれば、取り組んでみてもよいかもしれません。

また、これは妄想レベルですが、促音・長音を含む強意型オノマトペは促音・長音部分を
強調したりそこにアクセントを置くことで、より感情に訴えかける、パフォーマンス的な
緩急をつけた演説が可能になるかと思います。関西のバラエティ番組でも
「どーん」「ばーっ」などの長音・促音を含んだオノマトペが多数使用されるそうです。
これが関西方言の性質なのか、関西人の性質という文化人類学的な側面になるのかは
わかりませんが、関西の人たちはよりパフォーマンス性の高い会話を好むがゆえに、
それに都合の良いオノマトペは多用されるのかもしれません。
それは、国会というオノマトペ使用が抑制される場であっても、オノマトペ性の低い
オノマトペを効果的に使って演説を行いたいという関西出身の方々の発話に反映される
可能性を考えています。

3. 国会と地方議会
こちらの項目では、国会会議録とは別に、同じくWebで公開されている地方会議録について
ご紹介頂きました。地方議会は大体が地元出身の話者で構成されているため、出身地について
調べなくても良いところが大きなメリットだと思います。
(今回はある程度クロールして頂いたのですが、大多数を手動で調べています…大変だった…)
地方会議録にはすでに取り組んでいらっしゃるグループがいらっしゃるので、どんな報告が
出てくるのか楽しみにしたいと思います(オノマトペに注目された分析もなさっているようです)。

今回の論文は分野的にどこに属せばいいのかよくわからないテーマでしたので
(言い出しっぺは私ですが、情報学的にもあんまり貢献できないし、言語学的にはぬるいし)
作業過程でいろいろ悩んだことを思い出しています。
このような「どこか一分野のスタンダードに載らない」テーマをおそらく
今後も続けていくことになると思いますので、早く自分の軸を持ちたいなぁと考えています。

というわけで、3/10はこちらのイベントに参加する予定です。
「学際研究の原理研究会」@京都大学
http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/2015/02/%E5%AD%A6%E9%9A%9B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86%E3%80%80%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E9%96%8B%E5%82%AC/

あとは社会言語科学会あたりに行ってみたいと思っています。

20140919

認知科学会にきています。名古屋のモーニングは採算が取れているのか気になります。コメダ珈琲が近くにある(ホテルのモーニングサービスがそこ指定なので)ので、明日はシロノワールを食べてみようと思っています。

さて、WSを明日に控えて、やや緊張しています。先ほどまで発表者・指定討論者の方々と打ち合わせ兼飲み会をしていたのですが、皆さんと一緒なんだという実感がわいたので、少し安心に変わっています。私はどちらかというと先頭で旗を振っているだけなのですが、オノマトペ・音象徴づくしの時間を楽しみたいと思っております。

4年前は企画者を連名にしていたので、その分気が楽だったのですが、今回はその連名の方もいらっしゃらないし、大御所の先生は増えてるしで、不安ばかりが募ります。できる限り楽しくできるよう準備したつもりですので、それが功を奏すように祈るばかりです。

私は実験心理学という立場から、長いこと音象徴をいじり続けていますが、元々言語コミュニケーションにおけるオノマトペの役割について興味があって音象徴を始めました。最近やっとそのあたりの分野の方々もオノマトペを扱われるようになってきていてとても嬉しいです。その半面、「それ私もやりたいのだけど今までやってきたことを放るわけにも・・」という思いもあります(もちろん今やっていることも大切で、やらなければならないとも思っています)。

焦らずにちょっとずつ、最終的に全部やっていくのがよいのかもしれません。

あと学会に来るといつもそう思うのですけども、いろいろなことを知らなさすぎるなぁと思います。ポスターや発表などで勉強することばかりで、生産的なコメントまで思い至らないことが多いです。これは端的に私の知識不足から来るのだと思いますが・・

発表の練習をちょっとして、明日に備えて寝ます。

20140913

学会前に一度書きたかったのですが、時間が取れませんでした。

というわけで、日本心理学会大会@同志社に行ってきました。発表も考えたのですが、ふらふらしているうちに機会を逃してしまいました。発表が無いと気兼ねなく行けるのですが、その分締まりが無い感じになるのがよくないところでしょうか。

分野が近いとその他の学会でもお目にかかれることが多いのですが、分野が遠いと日心でないと会えない方も多く、先輩後輩初めましての方など、様々な方とお話できて楽しかったです。第一声が「今の所属はここです」となるのは流浪民の宿命でしょうか。

会場も駅から近く(初日は出町柳から歩いたので、キャンパスに入った途端案内が無くなりちょっと不安でしたが)とても過ごしやすかったです。あとはアプリが・・部屋変更など事前配布のプログラムでは対応できない部分を補完してくれたら・・なおよかったかな・・と思っておりました(部屋がわからなくなって困ったことがあったので)。

いくつか月刊ポスドクの配達もあり、そちらも問題無く終えました。楽しんで頂けたら幸いです。

周りが喜んでもらえることを進んでやってしまいがちだけど、やるべきことを見失ってはダメだよね、という話を少ししていました。楽しいことは楽しいことで、他に誰もしなさそうだし、需要があるなら、とそちらに走りがちになりますが、中長期的に見て、自分にとって良いことかどうか、など冷静にならなくてはならないな、などと考えておりました。

来週は認知科学会です。最終日にWSをやるので、その詰めの作業をしています。いろいろすでに思惑通りに進んでいないのですが、なんとか成功させたいところです。

20140826

今日は朝からいくつか雑用をこなしつつ。
昼から東京外国語大学に出かけました。
15時から村上明さんの博論講演会を拝聴するためです。

村上さんはコーパス言語学の方なので、分野は結構違うのですが、
昨年2月頃に私がオクスフォードに渡った際に、ちょうどケンブリッジにいらっしゃいました。
そのときに連絡を取らせて頂いて、2回ほどケンブリッジに遊びにいった経緯があります。
個人的にインタビューもさせて頂いたので、ご研究の内容に関しては
ぼんやりとは知っていたのですが、ちょうどよい機会でしたので
全貌を伺おう、ということででかけました。

ちなみに東京外語大に行くのは初めてでした。
こぢんまりとしたキャンパスが素敵なところです。

村上さんのご研究は、L2(第1外国語、大抵英語を指す)を学ぶ人たちが
どのように習得してゆくのか、ということをコーパスを通して分析する、というものであると
理解しました。難しく言うと「文法形態素習得順序研究」というそうです。
英語の習得で未だに悩んでいる身としては、どういう要素が学びにくくて、
それに対して母語の影響はあるのかどうか、やはり日本語母語話者は不利なのでは、
という点は非常に気になるところです。
その点をずばり研究目的にされているのではないかと思います。

前半はケンブリッジ学習者コーパス(ケンブリッジ英検を受けた人たちのデータが入っている)を元に
6つの文法に関わる形態素(冠詞・三単現のs・進行形-ingなど)がどの程度正しく使えているか、
7種類の母語話者ごとに分析を行われていました。
結果、母語が異なると形態素を正しく使える率が異なり、その程度は同じ母語話者内であれば類似していることが
わかったそうです。
また、冠詞を持つ言語を母語とする話者は、英語の冠詞にも強い、など、母語の特性が
英語の形態素習得に影響を及ぼすこともわかったそうです。
(形態素ごとに傾向は異なりますが)

後半は前半の横断的研究に対して、疑似縦断的研究として
別の英語学習用ウェブサイト(?)Englishtownで出題される自由英作文の入力データを用いて、
英語を習得していく様子をさまざまな段階で分析し、学習曲線を比較する、というご研究でした。
このような分析を行うことで、横断的研究のように平均化してしまう分析とは異なり、
個人の習得の過程に注目することができるようです。
曲線の分析の部分は難しかったので割愛しますが、元々の熟達度などの個人的特性によって
習得の過程もかなり異なることが示されておりました。
平均してしまうと、見えなくなることがたくさんあるようです。

今回は2つの章に限定してお話頂きましたが、他の章でも別データを用いた分析を通して
見られた傾向の頑健性を示すなど、非常にかっちりとしていて、ストーリーのわかりやすいご研究でした。
ご発表の序論部分は特に問題についてクリアに整理されていて、見習いたいなぁと思いました。

個人的に気になったのは、熟達度が時間がたつと下がってしまうような個人の場合(そういうケースもありました)
何が原因と考えられるのか、とか、認知資源の配分についても言及がありましたので
そのあたりを加味した上でよりよい英語学習方略というものとしてはどのようなものが提案可能なのか、などと
考えておりました。
このあたりを考えるのはもしかしたら現地で教育を実際になさっている方々のお仕事なのかもしれませんが、
まだまだ英語を学ぶ必要がある身として、自分でも考えられたら面白いのでは、と思っておりました。

というわけで久しぶりに真面目に研究のお話をききました。
とても面白かったです。
あと三鷹以西から千葉に帰るのはなかなか遠いことがわかりました・・

Mouse Trackerを使おう(1)インストール

この記事はMouse Tracker(以降マウストラッカー)の設定備忘録です。マウストラッカーはストループ的な課題(干渉系)を行う際に、「マウスの軌跡の歪み具合」から干渉の度合いを見る、というユニークな実験パラダイムです。このシステムとの最初の出会いは、神戸時代にこのシステムの作者であるJon Freemanご本人にお目にかかったことでした。たまたま来日されていた彼を神戸大心理研のI先生がトークに、と読んでくださったのでした。ウェリントン眼鏡のよく似合う好青年で、その当時はPDでしたが、ふと思い立って先日調べてみたらすでに自身のラボを立ち上げていらっしゃいました。

マウストラッカーはプログラム作成・課題実施・分析までがワンセットになってます。インストールしてデモプログラムの刺激を少し入れ替えるだけで実験が始められてしまいます。マウスの軌跡情報も逐一記録され、まとめて平均的な軌跡を描くこともできますし、ローデータも落とせるので詳しい分析も可能です。私もあまりいじり尽くせていませんが、始めて翌日には実験開始できたので、パッケージの完成度はすごいな、と思います。

さて、マウストラッカーですが、Windowsのみ対象です。私もWin7での動作確認しかしておりませんので、もしMac上のWinで動いた、などありましたら教えてくださるとありがたいです。

ダウンロードは以下のページから可能です。

http://www.dartmouth.edu/~freemanlab/mousetracker/dl.htm

一応簡単な情報登録があります。また、インストールして初回起動する際にも所属先や何の研究で使用するのか、などを送信する必要があります。このあたりは適宜入力します。

入力が終わるとmousetracker.exeがダウンロードできますので、インストールします。デフォルトだとCドライブ直下にmousetrackerフォルダが作成され、その中に一式が収まります。主に使用するのはanalyzer.exe(軌跡の分析用プログラム)、designer.exe(プログラム作成のためのプログラム)、runner.exe(課題実施用プログラム)の3つです。デスクトップにショートカットが作成されますので、こちらを使うのもよいと思います。デモプログラムが2種類入っているので、runner.exeを立ち上げてsampleフォルダ→該当csvファイルを指定するだけで走り出します。

私はデモプログラムを少しいじって情動ストループのマウストラッカー版を作ったので、そのときの流れを思い出しつつ、実験実施までをちょっとずつメモしておきたいと思います。あと今は実験実施中なのであげられませんが、Cyberballをローカル環境で行うためにいろいろ試行錯誤したので、それも残しておこうと思います。

ACIS2013&HCS11月

気を抜くと告知以外書かなくなってしまいます。

とりあえず告知がいくつかありますのでお知らせいたします。

【ACIS2013】

10/31~11/2にタイのプーケットで行われるACIS2013に参加します。

完全に情報系の学会なので無理くり入れ込んで頂いた感がすごいですが、

Comparison of onomatopoeia use among areas using Diet records of Japan

というタイトルで、オノマトペ頻度の地域比較について発表いたします。

中国以外のアジア進出になります。文字も全然読めないので、そもそも生き抜けるのか不明ですが、楽しんできたいと思います。

 

【ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS)11月】

11/9に大阪大学で行われる同研究会で発表いたします。

実は8月の京都でも出ているので、連続参加になります。

今回は初めて産総研でやった実験での発表になります。

「バッと動かし、ギュッと押す! ~ 有声子音・無声子音と動作強度および大きさとの刺激反応適合性 ~」

というタイトルで、二つの実験結果についてお話する予定です。

タイトルだけは軽快ですが、発表がこれ相応に軽快になるかどうかはよくわかりません。

(一応こちらのラボの今までのタイトルリスペクトで付けているのですが、私自身もノリノリであったことは否めません)

 

そしてついでではありますが、来年度からの学振PDは叶わぬこととなりました。

お手数をおかけしてしまった皆様には、力が至りませんでしたことをここにお詫び申しあげます。

博士取得後5年というリミットが正式に課せられることになったため、もうトライすること自体があと数年で叶わなくなりますが、とにかく出すことだけはやめずに頑張ろうと思います。

あとは、やりたいことをちゃんと形にしていく、というサイクルの回転数をもう少し上げてゆきたいです。

モノラルの音をAudacityでステレオにするなど

備忘録です。

モノラルの音を二つ使ってステレオ音源にすることができます。他のソフトでも可能ではありますが、とりあえず今回はAudacityを使います。詳しくは以下参照。

http://ft-lab.ne.jp/cgi-bin/wiki.cgi?page=%A5%E2%A5%CE%A5%E9%A5%EB%A4%CE%B2%BB%A4%F2%A5%B9%A5%C6%A5%EC%A5%AA%B2%BD_audacity

今回頂いた音声音源がモノラルとステレオと混ざっていたので、とりあえず一括でステレオにするための処理でした。なお、音声をプログラムなどで処理したい場合はモノかステかによって扱いがかなり変わってくる(プログラムが動かないのは対応していない音声を食わせていたから、という事例あり)ことがあるので、なるべくなら統一しておきたいところ。周波数とかも含めて。

http://shower.human.waseda.ac.jp/~m-kouki/pukiwiki_public/41.html#face897e

こちらを使うときに生じるエラーもモノラル/ステレオの違いによるものでした。(上記スクリプトはモノラル対応で、ステレオ音源の場合は”Read two Sounds from stereo file…”の部分を”Read File from…”に書き換えないと走りません。長いこと詰まっていたところなのでとりあえずメモ。

 

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