カテゴリー: 研究

論文を書く時のとっかかり

ブログをもうちょっと個人的な「ログ」らしくするために、思いついたことなどをきちんと残して起きたいと思います。午前中はアウトプットに向いているらしいので、なるべく午前中に書きたいところです。今回覚えておこうと思ったのは、こちらの「論文穴埋めシート」です。

http://www12.atpages.jp/storytools/anaume2.html

これはブログ「読書猿Classic」さんの以下のポストから穴埋めシート部分のURLを頂いてきた物です。

http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-563.html

この年でも論文のドラフトを作るのが苦手で、他の論文の見よう見まねをしながら書いているのですが、こちらの記事及び以下の記事で論文の構成に関してわかりやすく書いて下さっていて、とても参考になりました。

http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-697.html

(なお、こちらの記事は三浦先生のツイートで知りました。)

日本語だとまだマシなのですが、英語を書く場合は「英語」を書くことに一生懸命になりがちで、気づくと「なんか思ってたんと違う」ことが記述されていて、困ることが多かったです。このように、構造を考えつつ下書きを書くスキルを院生のうちに知ってたら、だいぶ楽に書けたのではないかと思います。こういう体系的なことって、日本では習えませんものね。

上記の穴埋めシートは、設問に答えて一番最後のボタンを押すとドラフトが勝手に出力されます。単にある順番にまとめているだけなのですが、これでもうできあがった気分になります。あとはこれに肉付けをしていく感じですね。本当に今更感が強いですが、遅すぎると言うこともなかろうと思いますので、これを使ってさくさく書いていこうと思います。

HCS研で発表してきました

もう少しマメにブログを付けていきたいと思い(あと長めの文章を書く機会を増やしたい)、書いております。

昔は毎日のように書いていたのですが、変わりましたね。

先週の金曜日にHCS研究会@立命館朱雀キャンパスでオノマトペ使用の地域差に関する発表をしてきました。

内容自体は以前日心で発表した物+αになります。再分析とかもしてみました。

頂いたコメントとしては、

・オノマトペは厳密な(生理学的な分類上の)味覚表現が無いということだが、その分類の意義は何か

・各話者の出身地にかなり注目しているが、よそから来た人も当該地域に巻き込まれてオノマトペをしゃべり出す、ということも考えられるのではないか

・聞き手と地域性を個別に分析しているが、交互作用を見ることで「ある地域の人はこんな聞き手にもオノマトペを使っています」などの特徴がわかり、さらにその特徴が目立つことによってイメージが形成されているのでは

などのご指摘を頂きました。

どうしても方言などと絡めようとしてしまいがちで、「当該地域に住んでる人」という視点で見てなかったなぁと反省しきりです。

ご指摘頂いた分析の追加や、オノマトペの感覚分類(これは以前にもいろいろ無理があるという議論がありました)についても今一度検討してみたいと思います。

お聴き下さった皆様、コメントを下さった皆様、どうもありがとうございました。

 

さて、9月は日本心理学会・認知科学会がありますが、遠方の日心は今回不参加です。

(主に金銭的な理由で・・最近論文校閲にお金を持って行かれがちです)

認知科学会は業務と重なるので部分的に参加したいと思っております。

また、今後論文投稿を考えているため社会言語科学会にも行ってみたいと思ってはいますが、開催地がやや遠方(信州大学)なので決めかねています。

相変わらず社会言語学会と社会言語科学会の違いが明確にわかりませんが・・後者の方がやや間口が広めかな、という印象です。

 

こないだ良い物を見つけたので、また後ほど書きます。

HCS研究会に参加します

ご無沙汰しております。

今年の夏はほとんど学会に出ないのですが(日心遠いし)、

その代わりといってはなんですが、今週末開催されるHCS&VNV合同研究会で発表いたします。

初日23日の10:30~11:00(初っぱな)です。

タイトルは「日常会話におけるオノマトペ使用 ~ 主観的使用頻度の地域差・使用状況・使用対象 ~」です。

前日入りするかどうか迷いましたが、朝一で発てば何とか間に合うことがわかったので、

当日朝に移動するつもりです。

発表内容としては、オノマトペ関連の全国調査から主観的使用頻度・使用状況・使用対象の結果を抜粋して

まとめました。オノマトペ使用頻度の地域差に対する根強い信念が存在すること、また親密な間柄で用いられやすいこと、

使用対象としては視覚・触覚系が多いことなどを報告します。

このあたりはそろそろ社会言語学的な知識が必要になってきそうなので、ぼちぼち勉強したいと思います。

社会言語科学会も近々あるので、見に行く予定です。

 

JSAI2013に参加いたします

えらく時間が空いてしまいましたが、元気に過ごしています。

そして直前の告知ですが、6月4日より開催されている人工知能学会全国大会@富山の

3日目(6日)にあるオノマトペOSに今年も参加いたします。

タイトルは「国会会議録コーパスを用いたオノマトペ使用の地域比較」です。

実会話データである国会会議録コーパスを使用してオノマトペの客観的な使用頻度を

算出し、その地域差をしてみました、というお話です。

Ustもあるようなので、遠方の方もご覧頂けますと幸いです。

なお、出番はセッション最後の16:20-16:40の予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

先月にも国際シンポジウムに出たりしていたのですが、告知が間に合いませんでした。

私が一部担当した本も4月末に発売されましたので、それについても近いうちに

こちらで書きたいと思います。

 

今年度もよろしくお願いいたします

お久しぶりです。日本に帰ってきて早1ヶ月が経ってしまいました。

先月中は後片付けやら次のお仕事探しなどに奔走しておりました。

その甲斐(?)ありまして、今月から産業技術総合研究所の永井聖剛先生のラボで

テクニカルスタッフとしてパートタイムの勤務をすることになりました。

お仕事しつつ研究もする、という体勢(部分的にではありますが)は初めてなので、

体調に気をつけて頑張りたいと思います。

週3回程度つくばをうろうろする予定です。

 

なお、東大には教育学研究員として残る予定ですが・・

いろいろと思うところあり今後どうなるのかよくわかりません。

今は今で別の書類でばたばたしておりますが、どうにかこなしていきたいところです。

(そういうときに限ってゼミとか研究会の発表が重なってくるの法則)

 

 

 

See you, Oxford

2013-02-20 06.19.17_1

 

写真は無造作にラボのデスクに置かれていた作り物の腕と恐竜のフィギュアたちです。ラバーハンドイリュージョン用なのか、そこらへんにごろごろ転がっているので時々びっくりします。もうちょっと大事に扱ってもいいのでは、と思います。

さて、オクスフォードでの滞在も明日(27日)を残すのみとなりました。明日の19:00発の便で戻る予定ですが、午前中に一件だけ実験が入ってしまったので平常通りラボに行って、一旦下宿に戻ってから空港へ出発するという段取りを組んでみました。みんなで最後にランチを、という企画も立ち上げてもらったのですが、時間的にやや厳しそうです。割と出入りの多いラボですが、そういうところはマメなようです。

いろいろまとめてみると、「お金さえ確保できたら是非ともまた来たい」というのが正直なところです。ポスドクの割合が比較的高く、また彼らが非常に活発にラボを引っ張っている印象を強く受けました。同じポスドクとしてかくあるべきなのか、と認識することができ、とても良い環境だったと思います。博士学生は短期滞在者が多いのですが、「時間が限られている」ことが良い方向(集中してプロジェクトに取り組む)に働いているように見えました。実験室の回転も非常に速く、私自身も別の一人とシェアしながらの実験実施でした。シェアのためのシステム(グーグルカレンダーの共有)も確立していて、助かりました。

参加者プールに関してもきちんとシステム(メーリングリストによる参加者募集)が作られておりましたが、私の場合は根本的な問題によりうまく参加者を集めることができませんでした。これは私自身のリサーチ不足によるものなので、今後きちんとしていこうと思います。

あとは、大学外の環境として、あまり娯楽の類がなくその代わりに緑が多く、人もそこまで密集していない地域であったことが考え事をするのに適切だなと思いました。下宿先から大学まで片道30分を毎日歩いていましたが、日本ではここまでゆっくりぼんやり歩くことがなかったので、新鮮な感じでした。あんまり天気が良くなく寒い日が多かったのが残念ですが。室内は日本よりずっと暖かいです。

実験設備の類は日本の物と遜色ないように見えました。日本製の物も多く見受けられました。実験ブースが結構な数あったり、適当に布で仕切った簡易実験室も多く、ここまでして実験やるのか、と思いました。実験自体はきちんとされているのですが、そのほかの部分(参加者への応対)がややずさんな面もみられたりしました。こういうところは論文ではわからないので面白いところです。

というわけで、いろいろなことを学んだ1ヶ月半でした。長さ的には「慣らし」の時間で終わってしまった程度ですが、システムについては大方わかったので、今後また来られるよう行動を起こしていきたいと思います。一番の収穫はがんばるポスドクやパワフルなベテランRAの姿を見て、自分も!と思えたことですね。

それでは、次は日本でお会いしましょう。

待ちぼうけ

2013-01-27 00.10.23_1相変わらず審査の結果も来ず、カードももらえずにいます。半月をぷらぷらしたまま過ごしたことになってしまうのですが、それなりに別の作業が進んでいるのでまぁいいとします。にしてもリアルに残り時間が気になってきます。どうしてもあまりにもうまく行きすぎた上海と比較してしまうので、苛々が募ってしまいます。もう少し長く来られたら良かったんですけれども。

苛々していても仕方ないので、休日はオクスフォードの市内を見て回っています。ハリーポッターの映画撮影で使用されたとされるクライストチャーチに行ってきました。写真はホールの様子です。このホールは普通に学内の施設で、今もクライストチャーチの学生たちはここで毎日食事を取るそうです。左端の方をよく見ると、カウンターを掃除している人がいます。というわけで、外部の訪問者がここに入れるのは14:30~16:30の2時間だけなので、観光客がこの時間帯に集中してしまい、ホールに入るのも少し待たされるほどでした。あまりゆっくり写真も撮れなかったのですが、雰囲気はとても良いところでした。あと礼拝堂が綺麗でした。

あとは少し買い物に出てpoundmarket(日本で言う百均)を見つけてみたり、そこで買ったイヤホンがあまりにも使えなくて日本と同じだなぁと思ったりしました。市内を歩くと頻繁にOxford Blueという名前のお土産屋さん(トレーナーやマフラーなどのオクスフォード大グッズがたくさんある)が目につくので、トレーナーを買って帰らなければならないのか、と半ば強迫観念のようなものを感じています。たまに着ている人も見かけます。

日本の研究室と同じで、特に用事が無ければ何も話さずに過ごせてしまうので、いけないなぁと思っています。毎日誰かと何かしら話すことを目標としたいです。昔は発言する前に文をきちんと組み立ててから話せていたのですが、それがもうできなくなってしまっていて、小学生の頃とはやはり違うのだと感じます。よくよく考えるとネイティブの英語話者がラボにほとんどいないので(でもアジア系は少ない)、きちんと話す必要も無いのではないか、とすら思います。一番聞き取りにくいのが香港の方(唯一のアジア系)の英語なので、一番近いはずのに何でだろう・・と思います。最近ビジターがとても多く、ラボ内で席取り合戦のようになっています。

下宿先の白猫が大層愛想が良くて、見ると必ずにゃーにゃー鳴いてくれます。ただ、管理人さんによるとどうやらごはんが欲しいだけのようで、誰彼構わず鳴くのだそうです。ちょっと残念です。

 

少し慣れてきました

2013-01-19 22.41.49_1

 

Oxfordに来てやっと1週間が経ちました。いろいろと自由がきくようになる(ネットが正式に使えるようになったり、プリンタや図書館が使えるようになる)大学のIDカードの申請を先週したのですが、まだできないようです。これだと倫理審査もだいぶかかるのかもしれません。お世話になったホテルを出て下宿先に移動しました。とても良いところで、管理人さんも良い方たちです。大学からやや離れていて、私の足だと徒歩30分くらいかかってしまうようなところですが。最近はそこまできつく雪が降ることも無く、解け残った雪が道にある程度で、そこまで底冷えもしなくなってきました。週末からぐんと気温が上がるらしいです。真冬装備しか持ってきていないのに、どうすればいいのでしょうか。

こちらのスーパーも勝手がわかるようになってきたので、買い物が楽しいです。下宿先の部屋に冷蔵庫があるので牛乳を買ったりしています。あまりおいしくありません。こちらの人はチョコレートが好きらしく、何かにつけてチョコレート味のものばかりあるので、個人的にとてもありがたいです。便利なので相変わらずサンドウィッチばかり食べています。(加熱せずに食べられるまともなものがそれくらいしか無いので・・)日本から持ってきたインスタントの味噌汁に救われていたりします。

大学周りが少しわかってきたので、少しずつ観光もしてみようと思います。周りにたくさん博物館があるそうなので、楽しみです。大学のIDカードがあればボドリアン図書館も入構可能だそうです。

ラボのメンバーとは必要に応じて相談に乗ってもらったりしています。英語を話す閾値がだいぶ低くなってきた気がします。皆さんいつも忙しそうです。また、ほとんどが私のような短期滞在のポスドクあるいはPhD candidateだということがだんだんわかってきました。ひっきりなしに新しい人も来て、とても流動性の高いラボのようです。ブースの回転率もとても高いです。うーん、これくらいスピード感がないといけないのでしょうね。実験の準備はほぼ完了しました(プログラムは完成、同意書等書類のプリントアウトと謝金準備がまだ、倫理審査通過待ち)。空き時間は別の共同研究用のDBにデータ入力をしています。

写真は大学近くのHigh Street付近にある教会です。教会がたくさんあるので、何の教会かよくわかりません。このあたりはお店がたくさんあります。

日本心理学会第76回大会で発表します

 

 

 

毎度ご無沙汰しております。

学会前のアナウンスしかしなくなってしまいました・・

さて、明日から始まる日本心理学会@専修大学でポスター発表いたします。

上の画像はその一部(作成中の様子)です。

今回の日心では初めて音象徴ではなくオノマトペの話をします。

タイトルは「日常会話におけるオノマトペ使用に関する調査」(2AMA40)です。

JSAIでも一部発表したデータの、別の部分です。

オノマトペはこういう場合に使われる、こんなところで使われにくい、といった

「使用の限定」が生じやすい言葉です。それは、なぜか?ということを

まず実態を知って明らかにすることにつなげよう、という目的のもと

行った調査の結果(の一部)を報告します。

オノマトペだからといってなんでもかんでも使うのではなくて、

その性質・役割を捉えるとより効果的に機能するのではないか、と考えています。

まだ始まったばかりで何とも心許ない発表です。

ご指導ご鞭撻のほどびしびしお願いいたします。

 

最近・・まだまだ暑いですが夜は寝やすいのでありがたいです。

水面下でやや忙しくなっておりますがそれを言い訳にすることなく

頑張りたいと思います。海外調査の件は未だに返事が来なくて

ちょっと困っています。行けるのかしら。

いろいろと待ち状態の事柄が多いので、そろそろまとめてつついてみます。

 

 

 

CogSci2012 ポスターセッションで参加します

 

 

またご無沙汰しております。

現在CogSci2012に参加するため札幌に来ております。

私は明日8月4日最終日の晩のポスターセッション(no.135)で

“The absence of phonetic symbolism to the novel speech sound”という

タイトルの発表をしております。

日本語話者に中国語音声(有気音・無気音)を聴かせても中国語話者のように

明度との対応付けを見せません、という実験結果から、一連の4つの実験について

まとめております。お近くの方はよろしければお立ち寄り下さい。

 

この学会が終わると少しゆったりできそうですが、水面下ですこしやらなければ

ならないことがあるので、うまく折り合いつけていきたいと思います。

先月の初めくらいから肌の調子が思わしくなく、ちょっと困っています。

元々それほど強くないのですが、ここ数年安定していたので

なぜ今調子悪くなるのかなぁと考えています。

春からだいぶ落ち着いたとは思っているのですが、まだまだなのでしょうか。

 

 

ページ上部へ戻る