サイエンスカフェに行ってきました

以前academistという研究支援型クラウドファンディングサイトから一つの研究プロジェクトを支援しました。
国立民族学博物館・総合研究大学院大学の菊澤律子先生のフィジー語言語資料のデジタル化のためのファンディングです。
https://academist-cf.com/projects/?id=19
こちらのオプションでサイエンスカフェへの参加権が付いている枠で支援したので、今回初めてのサイエンスカフェに行ってきました。

はじめにカフェの参加者の皆さんの自己紹介を聴いていたのですが、意外に研究とはあまり接点がない方々が多く、
ただ言葉への興味は高い方ばかりでした(当然ですが)。
個人的にこのようなファンディングに参加されるのはどんな方が多いのかと思っていたのですが、
意外に一般の方が出資して下さる可能性もあるのだと喜ばしく感じました。
(ただ、ハードサイエンス寄りになると知り合いや研究者が増えてくるようです)

カフェの内容は、語り口こそやさしくわかりやすかったものの、研究のエッセンスを抽出した流れになっており
(博士論文の仮説などにもふれていらっしゃいました)、ものすごく濃い講義を聴いた気分になりました。
民博にご所属でいらっしゃるので、もしかしたら一般向けの説明に慣れていらっしゃるのかもしれませんが、
テンポ良く事例を紹介したり、動画で現地の方々の音声を聴いたりなど、退屈することがありませんでした。
歴史言語学の分析方法についても、今までは全く知らなかったのですが、具体的なやり方や、
現在抱えている問題点や限界に関しても知ることができました(ちょっとやってみたいと思っています)。

何より先生ご自身がとても楽しそうに研究のお話をされていて、それを研究とはあまり縁の無い方々が
食い入るように聴いている状況が、なんだかありがたいもののように思えました。
語り口や内容にももちろんよるとは思いますが、研究が面白がってもらえるのは決して学会や研究会だけ
ではないのだということを肌で感じることができました。

あと、個人的に非常勤やその他研究会で面白いと思ってもらえるような発表を目指したいなと思いました。
意欲のある方には、どんな話だって語り方次第で聴いてもらえるのだということを、少し忘れかけて
いたような気がします。

8月にも同じ系列で、今度はハードサイエンス寄りのサイエンスカフェがあるので、
こちらものぞきに行ってこようと思います。楽しみです。

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