字幕付きの動画を授業で見せる

年が明けてからだいぶ経ちますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
這々の体で続けてきた秋学期の非常勤授業もだんだん終わりと迎えつつあります。
その中で、最近見つけた「TED-Ed」(TEDが提供している教育向けの短いアニメーション動画)を
よく授業で取り上げることがありました。
TED本編と違って数分程度の短い物が多く、各言語の字幕が付いているものが多いので重宝しています。

今回は、TED-Edの動画を字幕付きで紹介したいときに行っている手順を自分用メモとして
書いておこうと思います。

大まかな手順は以下の通りです。
1)動画本体をダウンロードする
2)字幕ファイルをダウンロードする
3)VLC Playerでプレイリストを作る
4)パワーポイントのスライドにプレイリストへのリンクを貼る

それでは順に見ていきましょう。
1)動画本体をダウンロードする
TED-Edの動画はすべてYouTube上で公開されています。
TED-Ed 公式チャンネル
「TED-Ed ○○」など、関連する動画を探します。
良さそうな動画があったら、動画ファイルをローカルへ保存します。
動画ダウンロードの方法はお好きなやり方でどうぞ。
(私はCravingExplorerを使用しています。mp4ファイルでの保存がおすすめです)

2)字幕ファイルをダウンロードする
Google2SRTというソフトを使用して、字幕ファイルが提供されているかを確認し、
されていればダウンロードを行います。
Google2SRT
こちらのソフトを起動して、Google Subtitlesの欄に先ほどダウンロードしたYouTube動画のURLを入れます。
その下のSRT Subtitlesの欄には、Browseを使用して、字幕ファイルを入れておきたいフォルダを
選択しておきます。

その後右側にある「Read」を押すと、動画に紐付けられている字幕の種類が表示されます。
Tracksに表示されている字幕は、提供されているきちんとした字幕です。
この中から必要な言語(英語や日本語)を選んでチェックを入れます。

もし、Tracks内に欲しい言語が無い場合は、とりあえずEnglishにチェックを入れた後、
隣のTranslationタブに移ります。ここでは、Tracksの言語をベースに自動翻訳した字幕ファイルを
生成することができます(自動翻訳なので、かなりめちゃくちゃになってしまいますが…)。
例えば、英語をベースとした日本語の自動翻訳字幕が欲しい場合は、
Tracks:English Translation:Japanese
という感じで選択します。

選択できたら、Go!を押すとSRT Subtitlesで指定したフォルダに字幕ファイルが作成されています。
YouTubeのIDがファイル名となっているので、適宜ファイル名を変えておくとわかりやすいです。

3)VLC Playerでプレイリストを作る
VLC Playerをダウンロードしておきます。こちらのプレイヤーを使うと、字幕表示が簡単にできます。
VLC Player
起動して、メディア→複数のファイルを開く、から動画ファイルと字幕ファイルを設定します。
「ファイル選択」で動画のファイル、その後下の「字幕ファイルを使用する」にチェックを入れ、
ダウンロードしておいた字幕ファイル(srtファイル)を選択します。

このままだと字幕がうまく表示されないことがあるので、
ツール→設定→字幕/OSDを選択して、以下のようにしておくとよいと思います。
(使用フォントなどはお好みで)

 

 

この状態で再生ボタンを押して、うまく字幕がでたら、プレイリストに保存しておきます。
メディア→プレイリストファイルの保存、で適当な名前を付けて、好きな場所に保存しておきましょう。

4)パワーポイントのスライドにプレイリストへのリンクを貼る
パワーポイントのスライドに動画名をテキストで打ち込んで、それらを選択した状態で
右クリック→ハイパーリンク、をクリックします。
出てきたウィンドウ内で先ほど作成したプレイリストファイルを選択し、
ハイパーリンクとして登録しておきます。

これで、スライド上のリンクをクリックすると(その前にパワポの警告が出ますが)
字幕付き動画が始まります。動画が始まったら「F」キーを押すことで全画面化もできます。

こんな感じで、授業中ももたもたせずに(今まではもたもたしていました)
動画を再生することができます。
VLC Playerはコマンドラインからの起動も対応しているので、
全画面化や一度再生したら自動的に閉じる、などの指示をコマンドとして含めて
パワーポイントから起動できるはずなのですが、アドレスに日本語を含めてはいけない、
など微妙にめんどくさいので、今回はプレイリストを作成してシンプルに起動することにしました。

せっかくの英語の動画を字幕付きで観るのは邪道だーと思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、私自身何も無しでこれらの動画の内容を追うのは結構難しいです。
大学1年生あたりは日本語字幕、3~4年生は英語字幕、と使い分けることで
英語の勉強にもなるのではないかと考えています。

関連記事

  1. 2014.07.23

    20140723
  2. 2013.02.04

    実験はじまる
  3. 2014.07.16

    20140716
  4. 2014.10.07

    20141007
  5. 2012.04.26

    長い一月
ページ上部へ戻る