Mouse Trackerを使おう(1)インストール

この記事はMouse Tracker(以降マウストラッカー)の設定備忘録です。マウストラッカーはストループ的な課題(干渉系)を行う際に、「マウスの軌跡の歪み具合」から干渉の度合いを見る、というユニークな実験パラダイムです。このシステムとの最初の出会いは、神戸時代にこのシステムの作者であるJon Freemanご本人にお目にかかったことでした。たまたま来日されていた彼を神戸大心理研のI先生がトークに、と読んでくださったのでした。ウェリントン眼鏡のよく似合う好青年で、その当時はPDでしたが、ふと思い立って先日調べてみたらすでに自身のラボを立ち上げていらっしゃいました。

マウストラッカーはプログラム作成・課題実施・分析までがワンセットになってます。インストールしてデモプログラムの刺激を少し入れ替えるだけで実験が始められてしまいます。マウスの軌跡情報も逐一記録され、まとめて平均的な軌跡を描くこともできますし、ローデータも落とせるので詳しい分析も可能です。私もあまりいじり尽くせていませんが、始めて翌日には実験開始できたので、パッケージの完成度はすごいな、と思います。

さて、マウストラッカーですが、Windowsのみ対象です。私もWin7での動作確認しかしておりませんので、もしMac上のWinで動いた、などありましたら教えてくださるとありがたいです。

ダウンロードは以下のページから可能です。

http://www.dartmouth.edu/~freemanlab/mousetracker/dl.htm

一応簡単な情報登録があります。また、インストールして初回起動する際にも所属先や何の研究で使用するのか、などを送信する必要があります。このあたりは適宜入力します。

入力が終わるとmousetracker.exeがダウンロードできますので、インストールします。デフォルトだとCドライブ直下にmousetrackerフォルダが作成され、その中に一式が収まります。主に使用するのはanalyzer.exe(軌跡の分析用プログラム)、designer.exe(プログラム作成のためのプログラム)、runner.exe(課題実施用プログラム)の3つです。デスクトップにショートカットが作成されますので、こちらを使うのもよいと思います。デモプログラムが2種類入っているので、runner.exeを立ち上げてsampleフォルダ→該当csvファイルを指定するだけで走り出します。

私はデモプログラムを少しいじって情動ストループのマウストラッカー版を作ったので、そのときの流れを思い出しつつ、実験実施までをちょっとずつメモしておきたいと思います。あと今は実験実施中なのであげられませんが、Cyberballをローカル環境で行うためにいろいろ試行錯誤したので、それも残しておこうと思います。

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