月刊ポスドク&SJLL#3制作秘話(3)

【出展当日】

何とか会場搬入も終わり、ゆうパック搬入分も受け取ることができ、売り子さんのスピード設営でなんとか開場までに準備を終えることができました。取り置き分のパッキングも開場までになんとか完了しました。当日スタッフをされている方や出展日が重なっており自ブースから動けない方など、いつ行けるかわからないけど欲しい、と言って下さる方が多く、取り置くサービスは(ちょっと手間だったけど)ある程度需要があるようです。今後も続けてゆきたいですね。

会場の状態は昨年よりはずいぶんマシで(雲も出ませんでした)、気持ちよく過ごせました。月ポスにつられる形でSJLLもいつもよりたくさん売れた感じがします。

【内容】

月ポスのことを中心に。SJLLとコンセプト(一般向けアウトリーチ)はほとんど同じなのですが、元ネタが女性誌パロディなので、ポスドク向け情報誌的な側面もできたらいいな、と個人的に考えており、結局折衷のような形で完成しました。そのため、情報誌的な要素を期待されていた方にはちょっともの足りないものになったのかもしれません。導入がチャートとかポスドクとはなんぞや、という説明で始めてみるなど、一般の方々と溝ができないようになるべく工夫してみたつもりなのですが、フタを開けてみるとやはり手にとって頂いたのはアカデミア業界の方々が大半で、アウトリーチという点ではうまくいかなかったのかもしれません。

「月刊ポスドク」という名称も、そもそもがポスドク対象みたいな感じで、手に取りづらくなってしまった可能性も考えております(特に対象は決めてません)。一般向けアウトリーチか、内輪向け情報誌か、というあたりでぶれてしまった今回ですが、やはりどちらも満足できるような内容にできるのが一番良いので、その点についてもう少し企画を練りつつ、次号を作りたいと思っています(作るなら)。

正直なところ、作った時点で(ネタが具現化した時点で、欲しかった物ができた時点で)出来がどうあれ個人的には満足していて、もし続きをするなら誰か別の人が、あるいは出版業の人がやってくれたらいいのに、と思ってました。今でも思っています。要望はたくさん頂いておりますし、それはとてもありがたいことなのですが、結構な時間を割かれますし、本業含め他にもいろいろやりたいことがあるので、私自身が続けたいと思わない限り、やらないことにしようと思っています。要望にお応えすることにすると、その方々のせいにしてしまうので。

現時点では、いくつかやりたい企画ができているので、作ってもいいかな、という思いと、こんなことしてる場合じゃないんじゃないの(正論)という思いの間でふらふらしています。やるのであれば、質を上げる上で志をご理解下さるサポートメンバーが不可欠だと考えています。通販が一段落しましたら、またお声かけしてゆこうと思ってます。

 

【通販処理】

今回は当日お渡し分取り置きと同じタイミングで、通販のご予約を受け付けました。受付方法はいつも通りGoogleフォームを使っています。今まではGoogleフォームに投稿→自動返信メールで注文内容確認と振込先の通知を行っていたのですが、今回は発送方法が決まっていなかったので、とりあえず一旦登録だけして頂くスタイルを取りました。フォームから自動返信メールを送るのは、こちらのサイトを見て設定しました。

http://jmatsuzaki.com/archives/11545

ちなみにこの「フォーム入力→自動返信」はGoogleカレンダーと併用すると、心理学実験参加の受付に使えます。その後の対応は手動になりますが、覚えると便利ですね。

Googleフォームに入力された情報は、そのままGoogleドライブのエクセルファイルに保存されるので、それを少しいじって送料込みの値を出しておきます。その後、Googleドライブのメール送信スクリプトを使用して、ご案内メールを一斉送信しました。やり方はこちらを参考にしました。

http://web-marketing.zako.org/web-tools/mailmerge-from-google-docs-into-gmail.html

その後はひたすら梱包梱包・・・2~3日の間に時間を見つけては詰めておりました。今までは冊子のみの配送だったので、もっぱらクロネコメール便(A4・厚み2センチまで82円)を使用しておりましたが、コンビニで書類を記入したり、お金を支払ったりなど、現地での手間が結構かかるので、大量配送には向いていませんでした。あと、バッグが厚み制限に引っかかりそうであることを踏まえて、最近できたクリックポスト(日本郵便、A4程度・厚さ3センチ・1kgまでで164円)にシフトしました。クリックポストはネット上で配送料を決済して、指定のラベルを出力・貼り付けて投函してしまえば追跡ありで比較的早く届けてくれるものです。ちょっと割高になりますが、とても使いやすいサービスだと思います。

ちなみに、出力されるA4のシートには配送ラベルの他に送り方とか番号の控えなど、特に出力する必要のない情報も載っているので、一旦PDFで出力して画像形式で開き、配送ラベル(A6)部分だけを切り取って、それを4つ集めてA4の大きさにした状態でA4のラベルシートにプリントアウトしてます。こうするといちいちセロハンテープで貼る必要も無く、便利です(編集するのが面倒ですが)。こんな感じで便利なクリックポストですが、なぜか住所部分に半角文字が使えない(半角スペースも含め、入力されていると決済できない)のが謎の難点です。

そして今になって予約→通常通販の切替がうまくいっておらず、埋もれてしまっていたお申込があることが発覚・・うーむ、Twitterでは再三告知したと思うのですが、見てない方もいらっしゃるわけで、難しいですね・・

 

【反響とか今後のこととか】

いろいろとご感想を頂いておりますが、個人的には「ネタ先行の一過性人気で、おそらく次回あたりには忘れられているんではないかな」と思ってますし、それでいいと思います。ポスドク周りのアウトリーチに関しては、もっと大々的に、真剣になさってる方がたくさんいらっしゃいますし。でも、これを機会にいろんな方と知り合えたので、それはとても嬉しくありがたいことだと思っています。

ポスドク初年度からずっと思っているのですが、ポスドクってはじめて孤立する立場なんですよね。院生の時は先生もいるし、院生の仲間もいるし、一定期間過ごしてきたなじみの研究室があるわけなんですが、ポスドクって大抵そこから出て、初めての場所で、大概同じような立場の人がいない場合が多くて、周りも事務の人も扱いかねてる感じで接されて、ああ一人なんだ、と実感しました。もちろん場所によるとは思いますけれども。そして将来は相変わらず不安なままで。

たぶん外を見れば同じような人がたくさんいて、各々頑張ってるのだということがTwitterなどを見てるとわかって、私自身も勇気をもらうのですけども、それ以外の人たちは一体どうしてるのだろうと。そんな人たちに届けばいいと作った月刊ポスドクです。流通経路のメインがTwitterなので、状況はほとんど変わってないんですけど、これがどこかの研究室にそっとおいてあれば、何か変わるかもしれないと。そんなことをこっそり願っています。孤独で消耗してる場合じゃないですから、我々ポスドクは。

なお、創刊号はありがたくも通販開始数日で完売となりましたが、皆様のサポート次第で次号もできるかもしれません。もともと同人活動って複数名でサークルとしてやるものでして。その際にお店の片隅に置いてくださるとか、配ってくださるとか、あるいはデザインできるよとか、中身を書くよとか、利益は出ませんので基本無償になってしまいますけど、趣味としてちょっとお時間頂ける方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声をかけて頂けますと幸いです。また、志に賛同くださり、宣伝やご感想を頂く、という形ですでにサポートして下さる方々にも本当に感謝しております。

何かを作ると、私も負けず嫌いなのでなおさらなのですが、他の方の「自分もやりたい、つくりたい」というのをすごく刺激するみたいです。もし、月ポス・SJLLでそういうものを感じて下さったら、是非作ってもらえると、私としても嬉しいですね。そういうのを論文に向けろ、というのはごもっともなのですが、それはそれ、これはこれ、ということで。

 

月ポス・SJLLに関してはこれにて以上です。思い出したら何か書くかもしれません。

明日から通常の研究日誌に戻ります。

 

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